2012年1月 2日 (月)

2012年 謹賀新年

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新年おめでとうございます。
昨年中はいろいろとお世話になりました。
本年もよろしくお願いいたします。

2011年は、予期せぬ出来事が沢山ありました。

- 出来事 -
■3月11日東日本大震災
20110327_0373月11日昼2時46分に宮城県太平洋沖に地震が起き、大規模な津波が青森県から千葉県北部まで広く、襲った。
陸に上がる前が最高17m、陸に上がった後の最高38m。
仙台平野では海岸線から4~5㎞まで伸び、気仙沼や石巻などの、三方が山に囲まれた地域では8㎞まで津波が衰え知らぬ襲ったことが、多くの人命と生活の場を奪ってしまった。
また、昔から語り継がれていた、地震発生後の津波到来までの時間より、かなり遅れて到着したことが、多くの人々の油断が不幸へ転じてしまった。
20110605_027日本国民全員が一瞬にして悲しみに覆われた、忘れ難い日でもある。
翌日から、多くの日本国民が早くから救援活動に動き出し、日本総国民の絆を強めて行った。
恐らく、日本総国民が一緒になるのは、第二次大戦の日々以来ではないかと思う。

■内閣府記者会見に手話通訳者が立つ
津波による福島第一原子力発電所の事故に関する安全情報に手話通訳が不可欠だと、日本中から内閣府へ要請の声が相次いで、当時の枝野官房長官の配慮により、内閣府記者会見に初めて手話通訳者が立った。
それは、先輩から継がれて来た長いろう運動の結果であると思っている。
内閣府記者会見に手話通訳者が立つだけでも、日本中の行政や各方面で様々な影響が現れてきている。

■障害者基本法改正
戦後60年以上、手話の法的位置づけがなく、ろう者の権利が無視されているともいえる。
内閣府障がい者制度改革推進会議で、障害者基本法の見直しが出され、久松委員が手話の明記を強く求め続けて、8月の国会で承認され、初めて、政府レベルの法律上、手話の法的位置づけを明示できた。
日本中の各自治体は障害者関係方面でも、手話に対する言動が「視点に入れる」という態度へ大きく変化している。

■八王子市議会で、『障害がある人もない人も安心して暮らせる八王子づくり条例』が承認される
八王子市障害者差別禁止条例である『障害がある人もない人も安心して暮らせる八王子づくり条例』は、2011年5月から9月まで、月2回以上の作業委員会が開かれてまとめたものである。
既に施行されている障害者差別禁止条例をベースにして、障害者虐待防止法や、監視組織の設置などを盛り入れてまとめている。
12月7日に八王子市厚生委員会で承認され、12月15日の八王子市議会で承認された。1月中に黒須市長により公布され、4月から施行となる予定。

■個人の話だが、1月に26年9ヶ月務めた沖電気を(早期)退職し、3月に大学院を無事に修了したことである。
2010年10月末に父が亡くなられたことも合わせて、私自身の人生が、幾つかの節目を過ぎたと思う。

■南アフリカ・ダーバンでの第16回世界ろう者会議で、分科会座長という大役を務めたこともいい経験となった。
20110719_067 Dsc_0255_2過去の会議では1人だけである。また、国際会議で、もっと、日本ろう者を沢山出して、日本のろう運動の強みをアピールし、国際リーダーでもあることを明示することが重要である。

- 今後の抱負・課題 -
■国連ESCAP「アジア太平洋障害者10年計画(第三次)」へ向けた取り組み
20111217_012国連アジア太平洋経済社会委員会が取り組んでいる「アジア太平洋障害者10年計画(第二次)」は、2003~2012年であり、今年が最終年にあたる。
2007年に国連障害者権利条約(CRPD)が施行され、障害者本位となった社会参加と人権への取り組みなど、世界中の各方面で大きな動きが出ている。
障害者禁止条例を発布したり、国会議員に障害者を選出したり、各方面で大きな飛躍が見られる一方、障害者自身にも自立と責任を求められる側面も強まった。
以上の背景事情を考慮して、今、国連ESCAPにおいて、2013~2022年の第三次の10年計画の目標課題について、アジア太平洋地域の各国政府に反映させるような内容となるように検討しなければならない。
Dsc_0049アジア太平洋地域は、GNP格差と貧富差の大きさ、複雑な宗教による哲学的な側面の多様性、目標課題の設定に非常な困難がある。しかし、アジア太平洋地域の障害者全員が人権を保障され、満足できる人間らしい生活を送るために、設定しなければならない。
効果期待ができる「アジア太平洋障害者10年計画(第三次)」となるようにかんばって取り組んでいきたい。

■災害対策の確実な取り組み
東日本大震災発生後、障害者の多くは、多くの市民が救われる中で放られてしまったという事実問題が明るみとなった。
また、災害救援法には個人情報の閲覧が可能となるのに、実際では活かされず、震災要援助者から外されてしまった。安否確認も、高齢者よりかなり遅く、行政が対応不可能で、多くは障害者団体や関係団体の調査で安否確認ができたという始末であった。
災害対策には、行政への要請だけでなく、地域活動も重要である。
この地域活動に何か必要か、至急検討と対応を実行しなければならない。

■国際支援人材の育成確保
20110612_029 20110719_046アジア太平洋各国各地域の聴覚障害者団体や関係団体のうちに、技術指導、活動指導などの自助活動を求めるニーズがこれから高まっていく。
この要請に応じて、すぐ派遣できる人材の育成、確保が重要である。

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2011年6月20日 (月)

韓国→佐賀→香港

20110612_011_26月11日~12日に佐賀市において開かれた『第59回全国ろうあ者大会』が盛大のうちに終了できたこと、実行委員会とその関係者、そして、全日ろう連関係者の皆さん、お疲れ様でした。
東日本大震災の影響により、参加者の目標人数を割ってしまわないかと心配されていたが、九州各地をはじめ、より多く参加され、上回り、盛り上げられたようだ。

この全国大会の前後を含む日程は、私にとって多忙な日々であった。

全国大会の前に、6月3日に『韓国聾唖人協会 全国大会』、6月4日に『韓国聾唖人協会青年部発足祝賀会』が行われ、そして、全国大会の後に、6月14日~17日に香港中文大学で『Building A Better Asia: Deaf Dialogue PartIII』が行われた。

まず、韓国。
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1枚目は、全国大会の式典。私は上手側に座っている。毎年6月3日と決まっているらしい。
2枚目は、国歌
3枚目は、ビョン理事長の挨拶。重量感のある挨拶であった。
4枚目は、石野理事長の挨拶

翌日の6月4日に、青年部発足祝賀会が行われた。
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嶋本理事(右側)が、AP青年部執行役員として舞台に。

日曜日に帰国して、全国大会行きと香港行きの準備にとりかかる。
木曜日に、大きなトランクを持って、佐賀へ移動。

Ddlogocolorhp_2全国大会が終わると、福岡から香港へ直行。
『Building A Better Asia: Deaf Dialogue(アジアのより良い構築のために:デフ・ダイアログ)』の第三回(最終回)のためだ。
1回目と2回目は11ヶ国19名だが、3回目は8ヶ国8名と絞った。
この8名の若者に、アジア全体の課題と提案について議論して、まとめてくれた。

3回目のスピーチ。
http://deaf-dialogue.net/?page_id=2028
http://www.youtube.com/watch?v=7Ku5n57A5uY&feature=player_embedded

参加者と手話通訳者ら
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1枚目が香港中文大学、2枚目と3枚目は教室窓からの景色。
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左は私、中は宋良昇(SUNG Leung-Sing)会長、右はヘッドベルグWFD理事。
宋良昇会長は、まだ20代前半の若さだ!


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2011年4月15日 (金)

地震経過がわかる地図

3月11日0時から始まって、今日に至るまで、東北大震災を含む地震発生の経過を見ることができるものが出た。
ニュージーランドのカンタベリー大学のPaul Nicholls氏が作成したもの。

日本の地震の地図
http://www.japanquakemap.com/?lang=jp
01
 
地図の右上角のところの「Sticky Dots」にチェックを入れると、震源地の点が残る。
東北~千葉県の太平洋沖の、日本海溝で頻繁に起きているのがわかる。

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2011年4月 4日 (月)

東北関東大震災の被災地・仙台市へ

3月11日に、東日本太平洋岸の大部分が津波に襲われ、多くの命が奪われたという未曾有の震災が起きた。

私は、3月12日~13日に行われる予定だった全日本ろうあ連盟理事会に出席するため、直前の日に浅草のホテルに泊ることになっていた。
ホテルに着いてしばらく経ったら、突然、激しい地震が起きた。
激しい縦揺れの後に、大きな横揺れが長く続いた。私は、ホテルの階段で身構えた。壁が揺らぎ、手すりもガタガタと揺れていた。
関東大地震の再来かと思うほど、生きた心地がしなかった。
5分以上経って、弱まって、止まった。
その後に、震度5度以上の揺れが数回繰り返した。

その後の浅草はどうなったか?
地下鉄やJR、東武が運休となったのだ。
私は、当日夜の(青砥駅近くの)葛飾シンフォニーでの会議へ出かけようと思った時、運休だと初めて気付いた。
浅草の見物に来ていた大勢の人達の足に大きな打撃となった。バス停やタクシー乗り場に長い行列ができた。
道路には渋滞が起きた。
その行列が夜中11時頃を回ってもまだ続いていた。

夜中のテレビでは、東北地方の太平洋岸に大きな津波が襲ったのだと流れていたが、翌朝になるまで、大規模な被害となると思ってもしなかった。
翌朝になって、太平洋岸の多くの市町村が壊滅されたこと、未曽有の震災だとのこと、紙面を見て驚かされるばかりであった。

        ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

3月12日午前に、全日ろう連において、「東日本大震災聴覚障害者救援中央本部」が立ち上げられた。
24日に、宮城県へワゴンで救援物資を送るという話が出た。
26日~28日、ワゴンを運転して、救援物資を届けて、そのワゴンも引き渡して、自分たちは動ける交通機関で帰京するという行程であった。

        ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

3月26日朝、立川の日産レンタカーからワゴンを借りる。
全日ろう連本部事務所へ運転して、救援物資を車内へ積み上げて、正午過ぎに出発。
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動画がみられます。
http://www.ustream.tv/recorded/13573451

飯田橋から高速道に入り、東北自動車道へ出て、北東東へ進む。
車は重くなっているが、威勢のいい走りであった。

埼玉を過ぎて栃木県に入ると、トラックやガソリンタンク車が結構多い。
救援物資を積み込んだ車も結構多くみられた。皆、北東東へ向けているのだ。
自衛隊の車、救急車、製造メーカーの車、水道・ガス・道路・建設業の車が多くなってくる。
福島に入ると、ひび割れや凹みを埋めたと思われる路面の修理が結構多くみられ、車が時々ジャンプすることがあった。右窓を見ると、東北新幹線の柱が倒れているのが見えた。
左窓を見ると、青シートで屋根を覆った民家があっちこっちに。

車の走りが重くなったようだ。

20110327_015夜中6時頃に仙台に入る。
宮城県ろうあ協会事務所のある宮城県障害者センターに着いたのは、日が暮れた後の6時半頃であった。
事務所で作業をしていた小泉理事長、平間副理事長、宮澤氏を見つけて、「救援物資を届けに来ましたよ」と伝えた。

翌日の27日は作業の協力。その傍らに、私は、仙台市のろう者と談話しながら、今必要としているものを調べる。
調査作業が一段落して、28日の東京行きのバスを確保。
確保できると、小泉理事長へ翌日28日に帰京することを話した。
その後に、津波被災の仙台港南部(北荒田という町)へ連れていただいた。
20110327_053 20110327_056 20110327_097海から3~4kmに、コンテナや車、家の瓦礫が…。そこが、津波が止まったところだ。
しばらく走ると、瓦礫が積み上げられ、頑丈な車やトラックが押し潰されていた。鉄筋ビルの1階と2階が突き破られていた。海近くの民家がさらわれて何もかもなくなっていた。
戦争を見ているかと思った。

        ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

ワゴンの引き渡しをした後、翌朝、(東北新幹線不通のための)緊急車両としての東京方面の高速バスが、仙台駅前に沢山並んでいた。

        ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

津波被災地の皆さん、かんばって下さい。
全国各地のろう者仲間が応援しています。
そして、津波被災地のろう者や関係者らを助ける皆さん、復興協力をよろしくお願いします。
心を一つになりましょう。

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2011年3月18日 (金)

海外の支援申し入れ

東北地方太平洋沖地震被災地への支援申し入れがあった国々は、3月15日朝5時時点で、102カ国・地域と14機関となり、日本国内では過去最多となったそうだ。

ヤフーニュース
支援申し入れ100カ国超える 過去最大
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110315-00000596-san-soci

申し入れがあった国々について、外務省公式サイトで閲覧可能。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/23/3/0315_01.html

 ---(引用)---
(アジア)
インド,インドネシア,韓国,カンボジア,シンガポール,スリランカ,タイ, 中国,ネパール,パキスタン,バングラデシュ,東ティモール,フィリピン,ブータン,ベトナム,マレーシア,モルディブ,モンゴル,ラオス,台湾,香港,
(大洋州)
オーストラリア,ニュージーランド,
(北米)
米国,カナダ,
(中南米)
アルゼンチン,ウルグアイ,エクアドル,エルサルバドル,キューバ,コロンビア,スリナム,チリ,ニカラグア,パナマ,パラグアイ,ブラジル,ベネズエラ,ペルー,ボリビア,ホンジュラス,メキシコ,
(欧州)
アイスランド,アイルランド,アゼルバイジャン,アルメニア,イタリア,ウクライナ,ウズベキスタン,英国,エストニア,オーストリア,オランダ,カザフスタン,キプロス,ギリシャ,キルギス,グルジア,クロアチア,コソボ,スイス,スウェーデン,スペイン,スロバキア,スロベニア,セルビア,タジキスタン,チェコ,デンマーク,ドイツ,トルクメニスタン,ノルウェー,ハンガリー,フィンランド,フランス,ブルガリア,ベルギー,ポーランド,ポルトガル,マケドニア,ラトビア,リトアニア,ルーマニア,ルクセンブルク,ロシア,
(中東)
アフガニスタン,アラブ首長国連邦,イスラエル,イラク,イラン,オマーン,カタール,クウェート,トルコ,パレスチナ,ヨルダン,
(アフリカ)
ガボン,ジブチ,チュニジア,南アフリカ,モロッコ,ルワンダ,
(国際機関)(アルファベット順)
アジア開発銀行(ADB),東南アジア諸国連合(ASEAN),黒海経済協力機構(BSEC),欧州連合(EU),国際原子力機関(IAEA),赤十字国際委員会(ICRC),国際移住機関(IOM),国際電気通信連合(ITU),国連人道問題調整部(OCHA),国連難民高等弁務官事務所(UNHCR),国連教育科学文化機関(UNESCO),国連児童基金(UNICEF),世界銀行,国連世界食糧計画(WFP),
 ---(ここまで)---

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左上から:トルコ、ロシア、スイス、フランス、台湾、米国

全日本ろうあ連盟では、既に、義援金募金受付を始めている。
それから、対策本部も次の通りとなった。

= 東日本大震災聴覚障害者救援中央本部 =
本部長 石野富志三郎(全日本ろうあ連盟理事長)
副本部長 小中栄一(全日本ろうあ連盟副理事長)
副本部長 石川芳郎(全国手話通訳問題研究会副会長)
副本部長 小椋英子(日本手話通訳士協会会長)
事務総括 久松三二(全日本ろうあ連盟事務局長)
事務副総括 中村愼策(全日本ろうあ連盟理事)
事務副総括 小出真一郎(関東ろう連盟理事長)
事務副総括 伊藤正(全国手話通訳問題研究会事務局長)
事務副総括 新中理恵子(日本手話通訳士協会)
会計担当  長谷川芳弘(全日本ろうあ連盟理事)
義援金担当 小椋武夫(全日本ろうあ連盟理事)
義援金副担当 橋本博行(全国手話通訳問題研究会)
物資支援担当 吉原孝治(関東ろう連盟事務局長)
ろう者支援担当 宮本一郎(全日本ろうあ連盟理事)
手話通訳担当 浅井貞子(全国手話通訳問題研究会)
情報・広報担当 河原雅浩(全日本ろうあ連盟理事)
医療(メンタル)担当 稲川和彦(関東ろう連盟)
医療(メンタル)副担当 矢野耕二(東京都聴覚障害者連盟、日本聴覚障害ソーシャルワーカー協会)
医療(メンタル)副担当 田中清(日本手話通訳士協会事務局長、ろうあ者相談員)
医療(メンタル)スタッフ 小海秀純(関東ろう連盟推薦)

協力団体(順不同)
①全国聴覚障害者情報提供施設協議会
②CS障害者放送統一機構
③全国聴覚障害教職員協議会
④日本聴覚障害ソーシャルワーカー協会
⑤全国手話研修センター
⑥全日本難聴者・中途失聴者団体連合会
⑦全国ろうあヘルパー連絡協議会
⑧聴覚障害者の医療に関心をもつ医療関係者のネットワーク
⑨全国要約筆記問題研究会
⑩日本財団
⑪全国盲ろう者協会
⑫全国ろう重複障害者施設連絡協議会

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2011年3月17日 (木)

改めて日本人として

東北地方太平洋岸地震発生後、今日が6日目。
昨日3月16日(5日目)は、関東では冷たい風が吹き荒れていた。
被災地では、大勢が寒く辛い思いをしていると思うと、心が痛みます。
被災地の一日早い回復を望みます。

さて、大きな地震と大きな被害に被られた東北地方の各地をはじめ、計画停電が始まった関東各地の動きに関して、いろいろな思いをつづられたページがありました。
ツィッターから引用して作ったそうです。
言葉の威力というものでしょうが、様々な不利な事情に直面されている方々にとって、元気と気力回復となるエネルギーがいただいていると感じました。

Untitled
ここへんJapan「日本人のモラルに世界が驚く」
http://news.livedoor.com/article/detail/5410078/
※毎日更新されているようです。

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2011年2月 9日 (水)

全通研冬集会から帰って

2月5日~6日、滋賀県大津市=龍谷大学瀬田キャンパスにて、『第27回全国手話通訳問題研究討論集会』が開かれた。
参加された方々、協力した方々、本当にお疲れ様でした。

大津は、東京より寒かった!
日本海からの寒風が衰え知らずそのまま、琵琶湖を越えて、大津へやってきているという感じであった。そうでもないという方々がいるらしい(苦笑)。

20110206_011_220110206_013_21日目の三団体学習会で、手話通訳者現状の調査まとめの報告が行われ、そして、2日目の最後に全体会が開かれた。
手話関連法律の必要性を確認し、署名運動団結の心意気を団結したことを改めて認識できた。

1日目開始前の、座長・助言者の打合せに間に合うように、早朝、新横浜から新幹線のぞみに乗り込んだ。
東海道新幹線に乗るのは久し振りであり、新横浜駅のホームに入って来るのぞみを見かけた時、少年みたいにわくわくとなった。
 20110206_006朝に東海道新幹線を利用するのは、たぶん、昨年はなし、一昨年以来だと思う。
富士山を撮るために、E席に座る。
沼津を過ぎて、富士山がいよいよ目前に迫って来ると、愕然とした。
それは、新幹線窓の近くに、電線が延々とうねるように続いていたのだ。
その大部分は、道路脇の電柱に繋がっている電線なのだ。
在来線の電線は撤去が無理だが、富士山景観を楽しもうと思う乗客を考えると、この電線がどうかなぁと改めて思った。

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2011年1月 2日 (日)

新年の花火

キリスト教圏では、クリスマスに家族がそろって静かに過ごし、新年へのカウントダウンが始まると盛り上がって騒ぎ出す。
日本では、クリスマスパーティで騒いで、新年となると、家族と一緒に静かに過ごす。

時期が違うが、日本でもキリスト教圏でも、年の節目に、家族の大勢と一緒になって、顔を合わせて、語り合うというひとときを大切にしている。
中華圏では、2月の旧正月に、同様なことをしている。

自分なりの、年一度の節目の時点となった時、自分の1年間を振り返って考えてみるのも大切ですね。


シドニーは、ハーバーブリッジ

台北は、台北101

パリは、エッフェル塔

ロンドンは、ロンドンアイとビッグベン

ドバイは、凄い!

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2010年12月31日 (金)

2010年はお世話になりました

2011年も間もなく終わりです。
いろいろお世話になりました。
来年も引き続き、いろいろよろしくお願いします。

空の色は永久に
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石段の向こうは続く
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                         2010年12月31日

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2010年12月23日 (木)

しばらくです

皆さん!しばらくです!P1040008_2
2月以来、ブログ更新をしておらず、申し訳ありません。

ろう者組織関係の行事を除いて、次の通り、いろいろありました。
  ・免許証更新でゴールドに!
  ・猛暑!東京の真夏日が70日以上!
  ・安藤豊喜前全日ろう連理事長が旭日小綬章を叙勲
  ・倉方厚子前東聴連理事長が厚生労働大臣賞を受賞
  ・水上昌俊東聴連参与が旭日双光章を叙勲
  ・障害者当事者が反対している障害者自立支援法一部改正案が承認されてしまう!
  ・94歳の父が永眠
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