2010年2月 7日 (日)

湯けむり台湾紀行 名湯・秘湯ガイド

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著者:鈴木 浩大
出版社: まどか出版 (2007/05)
ISBN: 978-4944235353

台湾は、九州より少し大きめの面積であり、温泉が100以上あると言われている。
台湾の温泉を楽しみたいと思い、どんな本があるかと探したら、上記の本を見つけた。
著者が紹介しているのは、大小を問わず、71ヶ所以上!
泉質や行き方だけでなく、地元の人のみで海外の人が入れてくれない温泉もあるとか、いろいろな情報があって、役立つのだ。

台湾では、最近温泉ブームとなり、湯治場が整備され、きれいになっているらしい。又、新しい宿泊施設も建設されているらしい。
これから、台湾の温泉を楽しむ日本人が増えて、台湾の政情も知ってほしいと願っている。

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ハリウッドではみんな日本人のマネをしている

朝夕の通勤時、精神的な余裕が出たのか、単に本を読みたくなったのか、わからないが、次の本を興味本位で買った。
朝夕の電車の中で集中的に読むのは、たぶん、10年以上久し振りとなる(笑)。
そこで、次の本を読んだ。

51a0inwmubl__ss500__2ハリウッドではみんな日本人のマネをしている (講談社プラスアルファ新書)
著者:マックス桐島
出版社: 講談社 (2009/11)
ISBN: 978-4062726184
発売日: 2009/11

国際のいろいろなところで活動しようと考える若者に、日本人としてのアイデンティティを自覚させるために、日本の歴史・宗教・生活習慣・文化などの他に、外国と比較できる材料も大切な教材だ。
比較材料を探すのが容易な作業ではない。
直感で探すことができるが、この材料に使ってよいか、他の経験者に聞いて確認しなければならず、大変だ。
自分自身の講義などの材料を蓄えるために、上記の本を買ったのだ。
米国のジャパナイズjapanize(日本化)現象を綴ったものだが、日本人・米国人、各々の見解事例が多く挙げられていて、大変いい材料になる。

外国のいろいろな方々と話し合う時、向こうからどんなことが切り出されてくるかを予測して、こちらもいろいろな回答や話題、そして、切り替えるための話題を出せるように、予め、自らの情報を常に新しくしておかなければならない。日本人同士の会議では、相手がどんなことを考えているかを何となく見通せて、こんな質問などが来たらこう出そうと考えて構えることができている。しかし、外国の方々と一緒に会議をする時、文化習慣や、宗教的哲学的思考の違いでなかなか見通せないことがある。
この本には、米国人の一般的な見解、人生哲学や理論が書かれてあり、大変参考になる。

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2006年10月 5日 (木)

山本譲司著『累犯障害者』

4103029315 『累犯障害者』
 山本譲司著
 新潮社 1400円(税別)
 2006年9月15日出版

 犯罪を起こす障害者を中心に、社会の中の差別・矛盾・偏見などを鋭く書いたものだ。この本が出た時、すぐ、アマゾンで注文した。
障害者全体ではないが、ろう者犯罪に関心を持ち始めたのは、1998年に、フランスで、刑務所の中のろう者が苦痛を訴えるという番組を見た時であった。
ギー・ブショボ氏の家に泊めていただいた時、ギー氏から、見るべきビデオがあるよと薦められたのが、その番組を録画したものだった。
出演されたのは、犯罪を犯し、刑務所に入れられたろう者だった。
健聴者だったら、顔にモザイクを入れて、声調を変えて、誰なのかわからないようにするのだが、手話で語るろう者は、モザイクではなく、白い面をつけて帽子をかぶって、長袖に白手袋という姿であった。
手袋と長袖からのぞく肌は黒かったから、黒人だとわかっただけだ。
フランス手話で、刑務所の中の暮らし、服役内容、犯罪内容、それから、刑務所のコミュニケーション問題などなどを語っていた。
白い面をかぶせたまま、手話しているのを見ると、私には理解できるとは言い難く、ギーさんの通訳が頼りだった。
 私にとって、刑務所で服役しているろう者の存在は、そのテレビ出演のろう者が最初であった。
準禁治対象から外され、半減されていた犯罪罰則も同じく服役するようになって以来、刑務所に入れられたろう者が結構いる筈だと思いつつ、今になってようやく、その本が出たのだ。

 それから、意外なことに、ろう者は、性対象として弄ばれることが多い。
昔から、且つ、世界中に、必ず、その問題ケースが必ずあり、私が親しくなった、ろう相談員から、この、いろいろな話を聞いた。
ろう児・生徒が、ろう学校教師、修道士、血縁のない家族の者に、性対象として弄ばれてしまったというケースが一番多い。
なぜ、性対象として弄ばれるか、それは、『累犯障害者』を読むと、ヒントが見つかるかもしれない。

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2006年4月25日 (火)

本:北野雅子さん

石川県聴覚障害者センター施設長・北野雅子さんが、次の通り、コラム集を出版。

『音のない世界』知ってほしい

1500円
問い合わせ:石川県聴覚障害者協会

<出典元>
中日新聞Web Press
http://www.chunichi.co.jp/00/ikw/20060421/lcl_____ikw_____000.shtml

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