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2009年7月 3日 (金)

「障害」か「障碍」か「しょうがい」か?

今日、ヤフーニュースで、常用漢字に「碍」を加えるか、賛否両論が出ているという記事が載った。

「碍」常用漢字に必要?…障「害」印象悪く、賛否両論
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090702-00000568-yom-soci

上記URLで全文を読んでいただくことにして、その一部を抜粋する。
「障害者」の「しょうがい」そのものの見直しをして欲しいと申し出ている障害者団体があるらしい。

 ---(一部抜粋)---
 「障害者」ではなく「障碍者」と書けるようにするためで、印象の悪い「害」は嫌われているようだ。しかし、「害」も「碍」も、意味はほとんど同じ。障害者団体では「『しょうがい』という言葉そのものの見直しを検討してもらいたい」と訴えている。
 ---(ここまで)---

皆さんは、どう考えますか。
「障害」、確かに、邪魔、排除、などのマイナスな意味合いが多い。
しかし、障害者当事者にとって、「障害」を見直して外すことは、本当に意味があるのでしょうか。
「障害」から「障がい」と書き換えた団体が出ている。
東京都聴覚障害者連盟傘下の各区市のうちに、1団体だけ、「聴覚障がい」の表記を使っている。
本当に意義があるのかと、疑問が隠せられない。

「障がい」と直すと、印象がプラスになり、アイデンティティ向上につながるなどのメリットがある。しかし、社会問題の論点をぼかしてしまっていると感じている。
現在、障害者の社会問題は未だに解決されていない。
障害者の社会問題を、「障がい」に繋がりを持たせることが可能か。
私として、残念なことに、障害者の社会問題の解決に取り組むための方向性と求心力が、「障がい」にはないと思っている。イメージが向上しているが、逆に社会問題の論点をぼかしてしまっている。このままでは、一心団結で全力を発揮できなくなり、障害者の本当の社会問題解決に至るとは思っていない。だから、「障がい」は賛成ではない。早すぎると思う。

障害者と健常者との共存と調和が取れるようになったら、「障害」を見直すべきではないか。

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