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2009年7月16日 (木)

豪州コクレアCEOのクリス・ロバーツ氏の発言

7月7日は、日本中、障害有無を問わず、全ての国民がハッピーな一夜となるべきなのに、不幸なニュースが舞い込んできた。
不幸なニュースとは、次の話題。

「人工内耳の認知促進が必要」-豪州コクレアCEO
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/090707/37159.html

かっての音を記憶している中途失聴者にとって、人工内耳が福音であり、人工内耳を選択することは構わない。
しかし、今回の不幸な話題は、人工内耳メーカーのCEOが、「科学的検証に則らず過大な評価」と、「ろう学校不要論」を唱えたことだ。
更に、大使館主催であり、政府のお墨付きである上、人工内耳手術も保険適用という日本で、普及必要を強く訴えたことによって何らかの影響がでると懸念していると共に、特別支援学校へ名称を変えていく中で「ろう学校必要論」に取り組んでいる私達にとって、非常に不快であり、非常に腹立たしい。
問題発言とは、次の部分。

 ---(問題発言)--- 
 豪州コクレアCEOのクリス・ロバーツ氏は「人工内耳を日本でもっと認知させ
る必要がある」と述べた。すでにオーストラリア・ベルギーではろう学校はほと
んどなくなってきているという。コクレアは日本でより人工内耳を認知させてい
くことで、より多くの人に「聞こえる自由」を与えられることを期待している。
 ---(ここまで)---

念の為断っておくが、私達は人工内耳反対ではない。しかし、次の言動行為は賛成しかねている。

(1)幼児への人工内耳装着を積極的に取り組む
(2)科学的検証に則らない過大な過剰な評価
(3)ろう学校不要論、ろう児不幸論

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2009年7月15日 (水)

夏の角館

20090711_018秋田新幹線こまちで、盛岡以遠へ行くのは初めて!
勿論、在来線で走る新幹線に乗るのは初めて!

20090711_014 20090711_016盛岡から秋田まで新幹線レールの在来線を走る。
踏切で目下に車が停車しているのを眺めながら横切る。
単線のため、小さな駅とホームにも止まる。

新幹線は、新幹線レール(広軌道)の高架線を走り、踏切はない。どの駅とも、16両の長さ以上の長いホームが用意されている。駅舎は鉄筋で頑丈に作られている。
すれ違う時、速度を落とさず、200km/h以上走る。そういう新幹線に乗り慣れている私は、こまちに乗りながら、踏切を見て、小さなホームを見て、古い駅舎を見て、カルチャショック同様な驚きの連続であった(笑)。

20090711_002 20090711_004盛岡から小岩井、雫下を過ぎると、田植えが終わった、青空を映す水田が広がる景色が続いた。奥に、残雪の山々が連なり、夏の山だと実感させられる。
久し振りに、日本らしい景色を眺めて、精神的に肉体的にリフレッシュできた。
20090711_022 20090711_019

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2009年7月13日 (月)

第35回東北ろうあ青年研究討論会

20090711_011_27月11日~12日、秋田県仙北市で、東北ろうあ連盟青年部主催第35回東北ろうあ青年研究討論会が開かれた。
私は、「アジア太平洋地域における全日本ろうあ連盟の役割」を話して来た。
この討論会が最後となり、来年度から、東北ろう者大会の分科会として組み込まれることになるそうだ。
海外ろう者との交流経験がない参加者がほとんどという分科会で、どう理解させるか難しかったが、いい勉強となった。
20090711_012まず、アジア太平洋地域事務局の仕事を紹介。(紹介の量が多すぎたのも反省)
次に、アジア太平洋地域のろう者現状を話して、それから、青年部に関わっている皆さんならこの知識・スキルなどがあれば協力できるという順番で話した。

往復のこまちの窓から、田植えが終わった田んぼ景色が続き、気分がリフレッシュできた。
それから、たざわこ芸術村の最寄り駅は角館駅であり、桜や武家屋敷が有名な地域。
駅前は小ぢんまりとしているが、なかなかいい雰囲気であった。
公用の都合で見物できなかったが、是非、訪れたいと思う。
20090711_022 20090711_004

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2009年7月 5日 (日)

2008世界ろうミスコンテスト

過去ミスコンテストでは、米国やベネズエラなどで、ろう女性が優勝し、輝かしい冠を獲得したことがある。
この関連の話題で、最近初めて知ったことだが、2006年から、毎年、世界ろうミスコンテストが行われているらしい。
2008年はチェコ・プラハで行われ、今年2009年はポーランドで行われる予定だそうだ。

02

http://www.missdeafworld.com/

01このコンテストに参加したのは、ジンバブエ、モンテネグロ、セルビア、英国、チェコ、オーストラリア、イタリア、ブルガリア、イスラエル、ロシア、ベロシア、スロバキア、ポーランド、エストニア、マルタ、ドイツの16名。
ミスコンテストをまだ知らない国々が多いから、この数に留まっているかな?

032008ミスに輝いたのは、英国のロザンナ・マッツォッシオRosanna Mazzocchio。昨年当時は19歳。
ろう女性にも、輝かしく嬉しくなるような夢があるのは、大変良いことだ。
コンテストの中で、得意な演技を披露するプログラムがあるらしく、各々、見るのも楽しい。

2008世界ろうミスコンテストの様子は、次の動画で見ることができる。

優勝のロザンナさんのインタビュー動画も見れます。英国手話です。英語字幕あり。

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2009年7月 4日 (土)

WFDヨキネン理事長のインタビュー

Marrku今年5月に、ニュージーランド手話週間関連の行事に参加されたWFDマルク・ヨキネン理事長のインタビューが見れます。
手話、ろう者の人権について、WFD立場上述べています。
国際手話で話されていますので、読み取りに挑戦してみましょう。
もう一つの手話は、ニュージーランド手話。


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2009年7月 3日 (金)

「障害」か「障碍」か「しょうがい」か?

今日、ヤフーニュースで、常用漢字に「碍」を加えるか、賛否両論が出ているという記事が載った。

「碍」常用漢字に必要?…障「害」印象悪く、賛否両論
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090702-00000568-yom-soci

上記URLで全文を読んでいただくことにして、その一部を抜粋する。
「障害者」の「しょうがい」そのものの見直しをして欲しいと申し出ている障害者団体があるらしい。

 ---(一部抜粋)---
 「障害者」ではなく「障碍者」と書けるようにするためで、印象の悪い「害」は嫌われているようだ。しかし、「害」も「碍」も、意味はほとんど同じ。障害者団体では「『しょうがい』という言葉そのものの見直しを検討してもらいたい」と訴えている。
 ---(ここまで)---

皆さんは、どう考えますか。
「障害」、確かに、邪魔、排除、などのマイナスな意味合いが多い。
しかし、障害者当事者にとって、「障害」を見直して外すことは、本当に意味があるのでしょうか。
「障害」から「障がい」と書き換えた団体が出ている。
東京都聴覚障害者連盟傘下の各区市のうちに、1団体だけ、「聴覚障がい」の表記を使っている。
本当に意義があるのかと、疑問が隠せられない。

「障がい」と直すと、印象がプラスになり、アイデンティティ向上につながるなどのメリットがある。しかし、社会問題の論点をぼかしてしまっていると感じている。
現在、障害者の社会問題は未だに解決されていない。
障害者の社会問題を、「障がい」に繋がりを持たせることが可能か。
私として、残念なことに、障害者の社会問題の解決に取り組むための方向性と求心力が、「障がい」にはないと思っている。イメージが向上しているが、逆に社会問題の論点をぼかしてしまっている。このままでは、一心団結で全力を発揮できなくなり、障害者の本当の社会問題解決に至るとは思っていない。だから、「障がい」は賛成ではない。早すぎると思う。

障害者と健常者との共存と調和が取れるようになったら、「障害」を見直すべきではないか。

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2009年7月 1日 (水)

欧州 議員

Eud_logo遅い情報となってしまったが、欧州ろう同盟European Deaf Unionで、今年、欧州のろう議員が4名となったと記事が載っている。
http://www.eud.eu/
彼らの活躍を祈る。
アジアでは、ネパールの一人だけ。アジアも多く出してほしいなぁ。

出典元:http://www.eud.eu/news.php?action=view&news_id=73

ハンガリー:
Kosa_2アダム・コサ氏
政党:FIDESZ、欧州議会
任期:2009~2013年
http://www.eud.eu/news.php?action=view&news_id=71

ベルギー:
Stevensヘルハ・ステーフェン氏
政党:N-VA-New-フラマン同盟
任期:2009~2013年(再任)
http://www.eud.eu/news.php?action=view&news_id=72
投票結果あり、動画あり

ギリシャ:
Arapoglou1ヂミトラ・アラポグル氏
政党:LA.O.S
任期:2007~2011年

オーストリア:
Jarmerヘレネ・ジャルメル氏
政党:緑党
任期:~2012年
http://www.eud.eu/news.php?action=view&news_id=74

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