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2009年2月11日 (水)

アジアろう女性を思う

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左:バングラデシュ
中:ネパール
右:パキスタン

 昨年2008年の1年間に、発展途上国を回って、特に、バングラデシュ、ネパール、パキスタンで思ったことは、ろう女性に関する運動だ。
 日本もろう女性運動があり、その歴史が長いが、バングラデシュ・ネパール・パキスタンは、日本とは異なる出発点から展開している。
それら地域のろう女性は、かって、家事のみ担い、仕事を持って収入を得ることができなかった。初歩レベルの読み書きや計算ができないことも、人間として甚だしく否定されているようなものであった。
主人の唐突な死だと、収入の稼ぎ手を失ってしまい、親戚や他家族を頼らざるに得なくなる。
ろう女性の自立を推進するために、読み書き・算術と職業技術を習得させる指導プログラムを始めて、最初の受講者が講師とモデルとなって、新たなろう女性を指導している。その繋がりによって、女性部、或いは、ろう女性協会を発足させて、強固な団結力となり、指導活動と自立推進活動の中心となり、現在、ろう協会内の重要な存在となりつつある。
 日本のろう女性は、全日本ろうあ連盟などの全国規模組織の理事・役員に就く方々が少ないが、傘下の区市・支部レベル組織の理事・役員として、ろう運動支援活動のパワフルな中心存在となって活躍されている方々が多いことが事実だ。
そのように、アジア各地も、出発点が異なるが、将来、ろう女性が、ろう者組織を支える重要な役割を担うことが多くなることは間違いないと思う。
 アジアのろう女性の自立発展を実現させるために、力を惜しまず、協力して行きたい。

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