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2006年8月13日 (日)

ナチ時代のドイツ・ろう者はどうなった?

ナチ時代のドイツ・ろう者は何をされたかを書こうと思う。
ユダヤろう児・者の多くはホロコストの犠牲になり、非ユダヤろう児・者は断種の対象となった。
デフファミリなどの遺伝性障害を断ち切ろうと、ドイツ憲法に「断種」に加えられた。
その後、特にろう学校の児童・生徒が、先生に推奨されるままに、避妊手術を受けたそうだ。
推奨したろう教師には、終戦後、自分の過ちに気づき、恥ずかしくなり、行方不明になった方々もいるとのこと。

20060804_043 左の絵を見ればわかるかもしれない。
ろう学校が通う子供達が、成人男性の説明を受けているところだ。
左から順番に、ユダヤ人蔑視、ナチ党支持、障害者マークの着用義務、手話禁止、避妊手術となっているのだ。

ナチの「断種」は、ろう者の人権が剥奪されたものだ。

ナチ時代のドイツでは、ユダヤろう児・者だけではなく、非ユダヤろう児・者の多くが犠牲になったのだ。
ドイツろう者と断種に関わる本がないが、障害者と断種との関係なら、次の和訳版が出ているので、読むと、一部理解できると思う。
4768466877 ナチスドイツと障害者「安楽死」計画
ヒュー・グレゴリー ギャラファー
長瀬修訳
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4768466877/503-6600839-2605547?v=glance&n=465392

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