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2006年1月10日 (火)

遅ればせながら…

遅ればせながら、新年おめでとうございます。
昨年はいろいろお世話になりました。本年もよろしくお願いします。

昨年は、ラジオNHKによるデジタルラジオの実験放送で、「ハートトーク133(ミルラジ)」試用放送を始めました。ろう者がパーソナリティとなって、聞こえる人をリードして、話題を展開させるという番組企画であり、計6回、放送されました。
従来のラジオではなく、デジタルラジオという新しい技術によるものです。従来のラジオは音声だけですが、デジタルラジオは視覚的なものを同報送信できるものです。その特徴を活かして、聞こえない人達に楽しんでいただけないかと、ラジオNHKから持ち込まれて、始めたのが、先の、「ハートトーク133」です。
2005年後半に、NHK内の不祥事連続が発覚され、視聴者の不満鬱積が爆発して、受信料不払いの増加が留まりませんでした。それが大きなダメージとなって、NHK予算へ衝撃してしまったようです。デジタルラジオの新企画をはじめ、様々な番組企画の予算が大きくカットされたそうです。「ハートトーク133」も予算カット対象となってしまい、惜しく終了となってしまいました。
継続にと訴えましたが、むなしくも「終了」と突きつけられるだけでした。
計6回の放送を通して、NHK関係者担当者から、いろいろ、学ばせていただいたことが沢山あったことが事実です。又、ラジオスタジオの世界、そして、アナウンサーが作り出す世界の垣間を覗くことができ、貴重な経験をさせていただきました。この経験を、今度の機会に活かせるようにしたいものです。

そして、昨年12月18日の「東京都聴覚障害者大会」で公表された通り、来年度4月(2006年4月)から、『副理事長』に就くことになります。理事2期目に副理事長立候補するのは早過ぎるという声もあります。私自身の知見・経験などの未熟さをわかった上で、私自身の持ち前の理念・理論と、手段・対策での対処なら不可能ではないと判断して、立候補しました。『勉強させていただく』のではなく、『先輩の方々の助言を聞きながら、適切な判断を下ろせる』ようにしながら『いい知見・理論をスポンジのように吸収して行こう』と思っています。
皆さん、ご応援のほどよろしくお願いします。

昨年は、いろいろな国々へ行って来ました。
印象に残ったのは、ポーランドの「アウシュツビッツ強制収容所」と「ビルケナウ強制収容所」であり、世界の平和、そして、宗教・民族・言語の共存について考えさせられた日々でした。又、ちょうど、世界第二次大戦終戦60周年にあたり、いろいろな展示企画が出されていて、知見をより広げ、より密にすることができたと思っています。
宗教民族問題は、ろう者-聴者間の「溝」と相似している部分があります。
聴者の慈悲・慈愛は、この「溝」をより広げ、より強めるものだと、長い歴史事実でわかっています。
社会的差異は、差別行為暴走の動機の要因となりがちです。
宗教民族の『共存』、ろう者-聴者間の『共存』は、どんなものでしょうか。
一生のテーマとして、考えて行きたいものです。

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